カラオケ大会に出場する機会の多い方に、「カラオケ大会当日のウォーミングアップ」についてお話しします。
せっかく一生懸命に練習してきたのに、当日、思い描いたとおりに歌い上げられない、つまり、「本番に弱い!」方、どうしたら、落ち着いて歌えて、入賞圏内に入れるか、よ~く覚えておいてくださいね。
緊張することはいいことです!
緊張するタイプの方は、成績は二の次で、本当に目指したい大会のため、場慣れするため、小さな大会になんどか、出場してみることをおすすめします。
申込はしたけど、随分先で、忘れたころに大会があって、あまり練習しないのにチャレンジすると「あがってしまいます」歌いなれていないからです。
それから、大会に出場して、ダメだった曲を、次々と変えて挑戦する人がいますが、これはNGです。寸評や講評を頂いたら、どこが悪かったのか、練習し直すくらいの姿勢が、考えがないと、決して入賞などできません。
緊張することは、いいことです。が、緊張しすぎて、平常心を失っては、残念です。そこで、大会当日できるウオーミングアップを4つお教えしますね。
肩の力を抜く
「ちゃんと歌わなくちゃ」とか「さ~、頑張らなくちゃ」とか「間違わないでうたえるかな?」とか考えたりすると、自然と、肩に力が入ってしまいます。
肩に力が入ると、知らないうちに、「呼吸筋」も固くなり、横隔膜も上手に使えなくなります。つまり、いつも通りに歌えなくなってしまいます。
肩を、前に後ろに、グルグル回して、肩を落として、スーッと力を抜いておきましょう。
深い呼吸はできていますか?
大きく、深~く息を吸って、ゆっくり吐く。繰り返し、やってみましょう。肩に力が入っていたり、あがってしまったりすると、深い呼吸ができなくなります。
ウォーミングアップで大切なのは、この「深い呼吸」です。声を出さなくてもできますから、ゆっくりと「腹式呼吸」で、呼吸を整えてください。
歌詞の内容をイメージできますか?
歌詞を覚えるのが基本です。でも、不安な方は、紙に書いて持っていきましょう。歌詞を読み、イメージ(情景)を膨らませ、そのイメージを持って、ステージに向かいます。
主人公になることも大事ですね。思い入れし過ぎては、やりすぎになりますが、イメージを持たないまま、歌い始めるのは、最初のトーンが下がります。
最初の1・2小節から、きちっと歌い上げられれば、次が落ち着いて、歌い上げられます。
メリハリを確認していますか?
イメージを持ったら、軽く歌うところ、思いを届けるところ、大きく張るところをチェックします。丁寧に、焦らずに、確認しながら、出番を持つと良いでしょう。
歌詞はほとんど覚えているでしょうから、聴くのは「音」です。「音」をシッカリ聴きながら、次へ、次へ、と歌い進んでください。
一本調子にならないためにも、「メリハリ」の有無は必然ですよ。
まとめ
あがらないためにも、カラオケ当日のウォーミングアップは大切です。むやみに、声をだしたりしている人がいますが、声出しより、いかに、イメージがつくれるか、いかに、最初から入り込めるかが勝負です。
当日は、普段やらないことは、やらない方がいいです。たとえば、のど飴を舐めない人が、やたらと舐めたり、マスクしない人が、その日だけマスクしたりするのはやめましょう。
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