ところで、歌を歌うことが初めてですか?
もう何十年も歌っていますか?
歌を歌うことが好きですか?
歌は歌ってるけど、もう少し上手になりたいですか?
ほんとは、プロになりたいですか?
「歌を歌う」ということは息を吐きながら声をだすということ。歌が上手になることは自分の声に慣れるということ。です!
自分の声を知る。
こんな経験がありませんか?
CDやカセットテープに吹き込まれた自分の声を聴いて「私(僕)、こんな声していない?」って。
でも、その「声」がみんなに聞こえているあなたの声なんですね。私たちは体の中から自分の声を聞いています。外に出た自分の声を少しギャップを感じるのでしょう。
そして、こんなことも思ったりしたことはありませんか?自分の声が嫌いだな~」って。
まず、「歌を歌う」「上手に歌う」なら、そこから、考えてみましょうね。お父さんとお母さんから頂いた大切な声です。どうか、「好き」になってくださいね。
そのために歌声やおしゃべりや、レコーダーに吹き込んで、よく聞いて、好きになること、自分の声を好きになり、慣れてください。
そこで、もうひとつは歌い手さんなら、「誰の声に似ているのか」感じてください。「顔の骨格」が似てると「声」も似ている時が多いです。これから、歌を上手に歌うために大事なことです。
音域を知る
音域ってなに?
肩の力を抜いて「ドレミファソライド~」って声を上に下に出してみてください。ドとレで1音として、全部で何音ありましたか?13音?15音?どんな音の場所からでもOKです。指で数えてみてください。
これはとても大事ですから、ぜひやってみましょう!
音域が自分の音域以上ある歌を歌うと「あれっ、音痴?」とかやたら怒鳴ってない?とか・・・になりますよ。(歌いたい音域があなたの音域以上あるときは、最初は止めましょう。)
キーボードを持っている方は確かめるのに楽でしょう。ケ大会に出たい!」とか「プロになりたい!」とか思っている方の練習には基本中の基本ですよ。
歌いたい曲を聴きこむ
自分の声がわかりました。
自分の音域がわかりました。
自分の声ににている歌手がわかりました。
そして、今度は歌ってみたい曲を選びます。ここで、とっても、大事なことをお話しますね。これは、プロもアマチュアも関係ありません。歌う曲の聴きこみです。
50回・100回・200回聴きます。「え~、そんなに?」って思ったらいけませんよ。聴きます、ひたすら聴きます。(鼻歌がでるまで)
それができるまで、歌ってはいけません。歌を聞いてすぐ歌ってしまって、ここが違う、あそこが変、声がでない、などと「カラオケが下手になる方法」へまっしぐらです(笑い)
そして、いよいよ、「声をだして歌ってみましょう!」音域を知り、自分と似ている声の歌手の曲をみつけて「歌手の歌」と合わせて歌います。
そこで、「歌手の声」が聞こえるところがあれば「リズム」や「音程」が違っていると思ってくださいね。ピタっと合うことが大切です。それから、「自分の歌」に仕上げていきます。
声量をつける
きっとみなさんは聞いたことがあると思いますが「歌」は呼吸が大事なです。そうです、「腹式呼吸」の習得です。簡単ですから、かならず身に着けるようにしましょう。
いろんなバリエーションがありますが、とてもシンプルで、すぐできる「腹式呼吸法」です。
仰向けに寝ます。
肩の力を抜いて、
そっとお腹の上に手を置きましょう。
鼻から深く息を吸います。(お腹を膨らませます)いったん息を止めます。
少し口を開いたら静かに息を吐きだします。(ゆっくりとお腹をへこます)
ゆっくり、10回位繰り返しましょう。
夜寝る前と朝起きる前が忘れないかもしれませんね。
首とお腹とお尻
「歌を歌うのはスポーツと同じ」です。体全体を使う練習をしましょう。
イメージの世界ですから外からは見えませんがこのイメージトレーニングは最強ですから
ぜひ覚えてくださいね。
首を宇宙(大げさかな)から引っ張られているイメージ。
すると、どうですか?
姿勢がよくなりませんか
お腹はおへその5㎝位下にある「丹田」という体の中心に力を入れてみてください。
すると、どうですか?横から誰かに押されても体がぐらつきませんよ。
そして、お尻です。お尻は肛門のところを「キュッツ」っとしぼめる感じ。
姿見があったら、目には見えなくてもかならず、やってみましょう!
表情トレーニング
顔の表情はとても重要です。
つまらない顔や
怒ったような顔や
困ったような顔で歌っている人を見かけますが
これはいただけまえん。
顔の筋肉を柔らかくしておきましょう。
特に練習しておきたいのは、
「リップロール」です。
口を少しだけ空けて
唇をプルプルプル~って揺らせます。
力を入れずに?楽にプルプルプル~です。
プルプルプルでドレミファソラシド♪♪
やってみましょう。
楽しいですよ!(yahoo無料写真より引用)
リズムの練習は「アクセント」から
「声」はいいし、「情感たっぷり」だけど「リズムがずれてない?」っていう人いませんか?リズムもとても大切ですね。リズムの練習は歌いたい曲を、先ず聴きます、よ~く聴いてくださいね。
すると、ドラムの音が聴こえてきませんか?またはギターのベースの音が聴こえてきませんか?その音に合わせて手拍子をいれます。
「ドン・トト・ドン・トト」と聴こえたら
「ドン」のところで、手拍子でアクセントを入れます。
簡単な曲もあるし、もちろん難しい曲もあります。でも、このリズムの乗らないと
「いい歌」どころか、「クスッ」を笑われてしまいますから懸命にやりましょう!
選んだ曲と一緒に歌う
それでは、十分トレーニングをしたとしましょう(笑)お疲れさまでした。
選んだ曲に合わせて一緒に歌いましょう。 ピタッっと合っていますか?
リズムがずれていたり、音が合っていないと歌手の声が聴こえます。
感情移入は後にして、気持ちよく歌うのも後にしてきちんと合うまで歌
いましょう!
レコーダーがあれば、録音して聴いてみましょう。違和感がなければ大成功!
声には「良い声」と「悪い声」があります。良い声で歌ってほしいので、少し、お伝えしましょう!では・・・
「良い声」ってどんな声?
① リラックスできる声
② 気持ちがいい声
③ 信頼できる声
④ 説得ある声
⑤ やる気があると感じる声
・・・と「ブレストレーニング研究所」著に書いてありました。ほんとに、同感です。
はっきりした、明るく元気な声ですよね。はっきりした、明るく元気な声って口をはっきり開き、口角が上がっていてお腹から声がでていて(お腹からはでませんけど・笑)、姿勢が良く相手の目を見つめ優しさに溢れている、そんな声ですよね。そんな人の周りには人が寄ってきます。
声にも表情があって、体の調子が悪い時とか、悩み事があるときとか「良い声」がでません。
「良い声」は毎日「生きています」
もちろん、睡眠不足だとかも左右しますから、生きている声は休ませなければいけないということもあります。
では、反対に
「悪い声」ってどんな声?
?① 聞きにくい声(ボソボソ)
?② 老けている(テンションが低い)
?③? ?息苦しく聞こえる
?④ 何を言っているのかわからない
?⑤ 金属的(キンキン声)
・・・ということは、、「良い声」に比べてとても、暗い、相手のテンションを下げる迷惑な声ですよね。あなたは、どっちの声の人とお話したいですか?
不思議なもので、「悪い声」の人は、顔の表情も、あまり動きません。きっと、楽しいと思っているのに、楽しい!という表情ができないので、相手に「この人は楽しくないのだろう」と思われてしまいがちです。
性格的なことも影響しますから、たしかに、一概には決められないのです。
元気な良く、はっきりしていても・・・やたら、お調子者だったり・・・ネ!
静かに、あまりお話しないのに・・・とても信頼できる人だったり・・・ネ!
★ 「悪い声」はかならずなおりますよ!大丈夫です、心配しないでがんばりましょう!
「良い声」の効果
「良い声」になると、素晴らしい効果がありますよ。
「良い声」になりたいと意識する!
↓
「良い声」にしてみる!
↓
あなたの印象が変わります!
↓
印象が変わると、あなたへの評価が変わります!
↓
評価が変わると「自分の自信がつきます」
↓
自信がつくと余裕が持てます。
↓
「いい歌」が歌えるようになります!
余談ですが、
「猫背のかた」や「肩こりがひどいかた」は「良い声」のためには直した方がいいと思いますね~。医学的な根拠というより、指導させていただいて、わかるのですが、「猫背」を直したり「肩こり」が直ると「良い声」がでてきます。(実感)「カラオケが上達したい!」と真剣に取り組んでいらっしゃる方に、こんな感じの声ってわかっていただけたかしら?
「私は声が悪いから、歌いたくないの」とか「高い声がでないから、いい声じゃないのよ」とかいう方がいますが、それは「良い声・悪い声」には全く関係ないんです。あくまでも、「良い声」とは、あなたの心構えから来る「良い響きにある声」のことなので、「声」は自分だけの、世界で一人の「個性(個声)ある良い声」だと自信をもってくださいね。
まとめ
「歌が上手くなりたい」方のための方法は、たくさんありますね。そしてこの頃では、情報もいっぱいあります。画像や動画でも勉強ができます。良い時代ですね。
その中で、自分ができそうな方法を取り入れて、上手になってください。また、上手になるだけじゃなく、歌を心から楽しんでいただけると嬉しいです。
ブログを見て下さり、ありがとうございました。