夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る 「あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅の笠」 日和つづきの今日このごろを |
八十八夜で摘むお茶は不老不死の薬
お茶が不老不死の薬?驚きですよね。これが、昔から言われている、ほんとの話です。
八十八夜から、2~3週間の間に茶摘みが行われます。よくスーパーなどsで、「初摘み」とか、「新茶」とか見かけますが、この時期に摘んだお茶を「一番茶」というんですね。
特に、八十八夜に摘むお茶は「不老不死の縁起物」と言われ、飲まれ、好まれています。カテキンなど、摂取してはいけない方には、申し訳ないのですが、「カテキン・」ビタミンC」を多く含んでいます。
八十八夜って、わからない?!
立春(2月4日ごろ)から数えて「八十八日目」にあたる日のことです。このころになると、三寒四温といって、寒い日や暖かい日を繰り返しながら、少しづつ気温もあがり、もうすぐ初夏を感じられるようになってきます。
「立春」とは・・・
二十四節気の第1節目で、太陽の黄経が315度の時点に来たことを示します。
梅の花が咲き始め、蟄虫も動き始め、東風が吹き始め、氷も解け始め、魚も川を上り始める気候としています。冬の寒さがやわらぎ始め、三寒四温の気候となり春の季節の始まりを告げます。 より引用
霜に弱いお茶にとって、待ちに待った季節到来です。八十八夜を境に、各地で、その年の最初のお茶摘みが始まるんです。
美味しいお茶の飲み方
70度に冷ましたお湯を入れるのがポイント
① まず、沸騰したお湯を、急須と湯のみ茶碗に注ぎます。
② 急須のお湯を捨て、人数分の茶葉を入れます。
③ 70度位に冷ました湯を、急須に入れます。
④ 茶碗のお湯を捨て、少しづつ分けて湯を注ぎ、最後の一滴まで注ぎきる。
(注)二番茶以降はお湯の温度を高くして、早めに注ぐこと)
不老不死と言われるお茶の効能
不老不死と言われる八十八夜初摘みのお茶はカテキンや、ビタミンCが豊富と言いましたが、もう一つあるそうです。それは、「テニアン」という新しい成分です。今、注目されているみたいです。
気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる、癒し効果がある「テニアン」はお茶特有の成分で、玉露などに多く含まれているそうです。
今回のまとめ
一年中、お茶が大好きで飲んでいる私も、やっぱり、「初摘み」「新茶」は美味しいと思います。お茶農家さんも、気温との戦いなんですね。大切の頂かなければいけませんね。いろいろ心配な季節も、やっぱり、立春過ぎて、八十八夜経つと、初摘みの季節がやってきてくれるんだから、不思議です。有難いです。
ブログを見て下さり、ありがとうございました。