きょうは、「ゼロの声」のお話をしますね。いろいろな歌を選んで歌ったり、あの歌が好き、この歌は歌えないなどといろんな選択をしながらカラオケをエンジョイしていると思います、
・・・が、あなたは自分の「ゼロの声」を知っていますか?
ゼロの声ってな~に?
私が初めて「ゼロの声」という言葉を聞いてのは、故・亀淵友香さんが、「発声力」という
書籍を出版なされたときでした。
「な~るほど」と納得したのを覚えています。
どうしてかといいますと、肩の力を抜いて、ラクにして、静かに息を吐きだしましょう」か、ドレミの「ド」の音をひいて・・・「はい、この音を良く聴いてア~~~」なんてレンスンされたこともあります。
が、故・亀淵友香さんは曰く、
「喜びも怒りも哀しみも楽しみも表現していない声です。
できるだけ静まった状態の声です。これをゼロの声といいます」と。
ボイストレーニングとヨガとつくづく似ている部分が多いと感じていますが、まさに、この静まった状態か~と自分で練習した覚えがあります。いろいろ学んでいるうちに私はこの「ゼロの声」の習得方法がハッキリわかりました。
自論ですが、この方法で多くの生徒さんが柔らかいいい声で歌えるようになりましたので、
ぜひ、お教えしますね。
ゼロの声習得法
■ 立ってやるとき
① 姿勢よく立ってください。
② 両足は肩幅くらいでいいですよ。
③ 肩にこれっきり、力を入れて持ちあげます。
④ 1・2・3・4・5数えたら、「ストン」と脱力!
⑤ 脱力したあとに「ハ~」か「フ~」と息を吐く。(Yahoo無料写真より引用)
■ お風呂でやるとき
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それが私の発見した「ゼロの声」です。
まさしく、あなたの「ゼロの声」です。
「ゼロの声」が大事な訳はひとつめ=自分の「ゼロの声」を知ることはコミュニケーションにおいて重要です。落ち着いた声を出すときは「ゼロの声」より少し低音気味に、テンションMAXの時は「ゼロの声」より少し高音気味に、自分の声をコントロールできるようになります。
ふたつめ=曲選びのとき、「ゼロの声」から歌いだしができる曲を選ぶと失敗しません。サビと言われる部分にきたとき、苦労しません。(いきなりサビからの歌唱の曲はまた別ですよ・注意)
「ゼロの声」を知ることで、これから「歌」「カラオケ」する人は楽曲の幅がグ~ンと広がります。
「ゼロの声」で声の幅を広げる練習
「立ってやるとき」「お風呂でやるとき」のお話をさせていただきましたが声の幅を広げるにはどうしたら良いか提案しますね。
肩の力を全身から抜いて「ア~」「フ~」「ハ~」と息を出しましたよね。
さて、それから・・・
自然に出てくる「ゼロの声」に「漏れる息」ではなく音」をだしていきますよ~」 「あー、ああー、あああー♪」(あくまでも力をいれずにネ) 「いー、いいー、いいいー♪」などなど・・・「あ・え・い・お・う」をやってみます。 今度は・・・もちろん力を入れずに少し、「ゼロの声」より少し高めの「声」でやってみましょう。 少しづつ高く、少しづつ低く、少しづつ細く、少しづつ太く・・・ |
さ~て、どうですか?もし、理解していただいたら「行動」してみましょうか?一人で実行するのは厳しいかもしれませんが見違えるほど、あなたの声はかわってきますよ!
約束ですが・・・
絶対に肩に力を入れない!
ゼロの声を知ると、曲選びも歌うことも楽しくなりますよ。
今回のまとめ
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